日光白根山 難易度:☆☆☆☆
ゴンドラ降り場(40分)七色平分岐(1時間40分)頂上(50分)五色沼(40分)弥陀ヶ池(35分)七色平(35分)ゴンドラ降り場
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ゴンドラ駅から見る日光白根山。迫力があります。 |
歩き始めてすぐ位のところでの紅葉。ちょうど見ごろです。 |
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樹林帯を抜けると頂上が見えます。あと少し。 |
頂上から見る男体山と中禅寺湖 |
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頂上から見る山々 |
登山道から見る五色沼。紅葉が終わり気味で残念。 |
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五色沼。ほとんどの葉が落ちてしまっている。 |
弥陀ヶ池は静寂な池でいい景色。 |
2004年度紅葉ハイキング第一弾。当初は栗駒山を目指していたのですが、東北地方は昼から曇りとのことで、一日晴れ予報の日光白根山に行くことにしました。登山コースは日光湯元温泉からと菅沼からと丸沼高原スキー場からの3つのルートがあるのですが、久しぶりのハイキングとのことで一番標高差の少ない、丸沼高原スキー場からのルートを利用しました。
スキー場の駐車場に車を止めて往復1,600円のチケットを購入してゴンドラに乗ります。10分ほど乗ると、頂上駅に到着。ゴンドラから見る紅葉は頂上付近が色づいてきてはいますが、見ごろまであと一、二週間くらいかかりそうです。ゴンドラの頂上駅は標高2000m。これから登る日光白根山がよく見えます。しかしながら、東方向にあるので写真を撮るには逆光になってしまいます。水場で水筒を満タンにして標高差600m弱の登山に出発です。
神社でお参りをして、鹿よけのゲートをくぐり、まずは緩やかな登り道を歩いていきます。このあたりは針葉樹が多いのですが、紅葉する木はちょうど色づいてとてもきれいです。大日如来を過ぎると少々登りがきつくなります。登りきると木々の切れ間から日光白根山が真近に見えます。ちょっと終わり気味でしたが、紅葉に彩られた山はとてもきれいです。ぜひ、見ごろの時に見てみたいものです。ここから数分で七色平分岐に到着です。
ここからは樹林帯コース、紅葉に彩られた登山道を進んでいきます。残念ながら台風の影響で葉がかなり落ちてしまっていましたが、それでも楽しめました。一時間ほど登ると樹林帯を抜けます。ここからは周りの山々や頂上を望みながら、砂地の登りを登ります。滑ってちょっとつらいのですが、目標が見えるのであっという間です。頂上からは日光連山、中禅寺湖、赤城、谷川岳、尾瀬の山々の展望がすばらしいです。
展望を楽しんだ後は五色沼に向かって降りていきます。急なくだりですが、五色沼や男体山を見ながらの登山道です。30分ほどでダケカンバ帯に入りさらに20分ほど下ると避難小屋に到着します。ここらあたりの紅葉は台風の影響を受けなかったのかとてもきれいでした。避難小屋からは10分ほどで五色沼に到着です。
静寂に包まれた湖畔で食事をしながら大休止です。沼を見ながらの食事は最高です。しばらく休んだ後は弥陀ヶ池に向かって出発です。ちょっと急なのぼりを30分ほど登ります。弥陀ヶ池は五色沼に比べとても小さいですが、森に囲まれている静かな池です。ここからはちょっと登ってあとは樹林帯の中のくだりです。1時間ほどで七色平に到着。七色平からは往路を戻ります。行きは逆光で撮れなかった白根山の写真を撮りながら40分ほどでゴンドラ乗り場に到着です。
標高差は多くないのでそんなに急なのぼりは続きません。子連れでも、時間をかければ十分に登れるでしょう。ぜひ、また、紅葉の最盛期に登りたい山です。